皆さま すでに新聞・ニュース等でご存じのことと思いますが、闘病中の当基金代表
大谷恭子弁護士が 2024 年 10 月 11 日、癌のため逝去いたしました。
通夜告別式につきましては本人とご遺族の意向により家族葬にて行われました。お別れ
会につきましては、追って当HP上でお知らせいたします。
大谷代表は永山則夫裁判の控訴審から同裁判に関わりました。永山裁判は 1969 年 8
月から 1990 年 5 月までの長期にわたった結果死刑が確定し、1997 年 8 月 1 日死刑
が執行されました。永山則夫は死刑執行に際し「印税は世界の、日本の、特にペルーの
貧しい子どもたちに送って欲しい」と遺言を遺しました。その遺言を実行するため、死
刑執行 1 カ月後の同年 9 月に大谷代表は遠藤誠弁護士らとともに「永山子ども基金」
を設立し、以来、今日まで永山則夫の著作の印税と毎年開催しているチャリティトーク
&コンサートの収益金をペルーに送る活動を続けてきました。
毎年開催してきたチャリティトーク&コンサートでは大谷代表が最後にあいさつをする
のが恒例でした。今年が最期となったあいさつの中で、大谷代表は永山則夫の死刑執行
が当基金設立のきっかけだったことを踏まえ「この理不尽な死が世の中にある限りなん
とかこの会を続けていきたい」「この活動がペルーの子どもたちに元気を与えている。
これを若い人につないでもらいたい」と訴えました。また「この会を続けたことによっ
て仲間が増えた。ホントに私の財産だと思っている」との心情も熱く語りました。
あいさつ最後に「来年もまたここに出てきたいと思っています」と語った思いが実現で
きなくなったことは本当に残念です。
永山子ども基金では闘病中の大谷さんの後任として井上さゆりを新代表として選任い
たしました。ゆっくりと治療に専念してほしいという私どもの願いはかないませんでし
たが、大谷弁護士亡きあとも、皆さまと共に大谷さんの遺志を受け継ぎ、「ペルーと世
界の貧しい子どもたちへ」永山則夫さんと大谷弁護士、そして皆さまの想いをこめた活
動を継続させていきたいと思います。今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。
2024 年11 月1 日
永山子ども基金
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【当日券発行中止のお知らせ】
今年のコンサートについて前売券が完売となり、その後、集計ミスという手違いにより、当日券として確保していた分まで予約を受け付けていたことが分かりました。これによって予定していた当日券の発行を中止せざるを得ない事態となりました。皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますこと、幾重にもお詫び申し上げます。大変申し訳ございません。なおキャンセル待ちに関しましては、当日にならないと分からないことでもあり、私どもも対応いたしかねることもございますので、キャンセルによる新たなチケット発行も見合わせたいと存じます。何とぞご理解頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。
合わせて永山子ども基金の活動に寄せられたご協力・ご支援には厚く御礼申し上げます。
2024年7月23日 永山子ども基金
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いつも永山子ども基金へのご支援、ご協力を頂きましてありがとうございます。
永山子ども基金は例年、永山則夫元死刑囚の死刑が執行された8月1日前後の土曜日にチャリティトーク&コンサートを開催し、彼の遺言であるペルーの働く子どもたちへの支援を実施するとともに、死刑制度や貧困、児童労働などについて、多くのみなさんとともに考える機会としてきました。
永山君の遺志を継ぎ、ペルーに奨学金を送る活動を続けてきた中で、子どもたちの底抜けに明るい笑顔と誇り高く生きる姿に私たちは励まされてきました。
2023年度は20回記念行事として毎年「パチャママ」を演じてくださっている水野さんを含む2名をペルーへ派遣しました。現地の子どもたちの前で「パチャママ」のパフォーマンスをスペイン語で披露するなど交流を深めることができました。現在、報告書を準備中です。スタッフが体感したペルーの子どもたちのパワーをお伝えできればと思います。
今年のトークはウクライナへのロシア侵攻やパレスチナへのイスラエル侵攻などの国際情勢を踏まえ、「『死の不平等』が露呈している世界の中で」と題する太田昌国さんの講演です。私たちが目指していた全ての人の自由と人権を尊重する世界を取り戻すには…、みなさんと共に考えていきたいと思います。
コンサートはカルメン・マキさんと桜井芳樹さんのDUOが出演してくださいます。
今年もリアル開催にこだわります。
配信は致しません。
会場でお会いできることを楽しみにしております。
末筆になりましたが皆さまのご健康を心よりお祈り申し上げます。
2024年5月吉日
永山子ども基金 代表 大谷 恭子
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日時:2024年7月27日(土) 開場12:30 開演13:30 閉演予定16:00
Program:
○コンサート「Carmen Maki × 桜井芳樹 DUO」カルメン・マキ、桜井芳樹
○講演「『死の不平等』が露呈している世界の中で」太田昌国
○朗読「パチャママのとりかえっこ」水野慶子、関島岳郎
○映画「ペルーの働く子どもたち物語」
東京都新宿区大久保1-9-10
入場料 前売 2,500円
当日 3,000円
中学生~18歳 1,500円
チケット申し込み nagayamacf@gmail.com
※オンラインの配信はございません。ぜひ会場にお越しください
いつも永山子ども基金へご関心やご寄付をお寄せいただき、またコンサートに足をお運びいただき、本当にありがとうございます。
コンサートの収益金とご寄付は、永山則夫の著作物の印税と共に、ペルーの働く子どもたちの奨学金として活用させていただいております。
皆さまのお心とご支援のおかげで、今日もペルーの働く子どもたちは自分の将来をあきらめることなく、学び、生きることができております。
本年も「第20回 永山子ども基金 チャリティトーク&コンサート」を開催いたします。
今年2023年は、7月22日(土)R’sアートコート(労音大久保会館) にて開催いたします。
ペルーの働く子どもたちの現状を映画で紹介し、また今の時代に日本や世界でどんなことが起きているのかを講演を通して皆さまと共に考え、そして坂田明さんと栗田妙子さんによるコンサートでは心踊る楽しいひとときをご一緒できればと思っております。毎年ご好評をいただいております絵本「パチャママ」シリーズの朗読パフォーマンスも、もちろんございます。
もしご都合が合いましたら、会場にてお目にかかれますと幸いです。(映像配信はございません。ご了承ください。)
末尾になりましたが、皆さまにとって、今年が良き日々でありますよう、幸せでありますよう、心より祈っております。
2023年6月 吉日 永山子ども基金
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日時:2023年7月22日(土) 開場12:30 開演13:30 閉演予定16:00
Program:
○コンサート「命を生きる」 坂田明・栗田妙子
○講演「少女たちは社会の鏡」大谷恭子
○朗読「パチャママしってる?」水野慶子・宇佐照代
○映画「ペルーの働く子どもたち物語 vol.15」
東京都新宿区大久保1-9-10
入場料 前売 2,500円
当日 3,000円
中学生~18歳 1,500円
チケット申し込み nagayamacf@gmail.com
※今年はオンラインの配信はございません。ぜひ会場にお越しください
いつも永山子ども基金へのご支援、ご協力を頂きましてありがとうございます。
7/30に行いました2022年 第19回 永山子ども基金チャリティトーク&コンサートの記録映像をYouTubeにて公開しております。
こちらのリンクよりご覧いただけます。お楽しみいただけますと幸いです。
00:00 挨拶 03:42 映画『ペルーの働く子どもたち物語vol.14』
23:44 朗読『わがままリンド』 水野慶子・宇佐照代
36:39 講演「ひとを死地に追いやる者たちー戦争で、死刑で」 講師:太田昌国
01:12:15 最後の挨拶 大谷恭子
※コンサートの映像は都合により入っていません。
会場(早稲田奉仕園 スコットホール)
また来年の開催に向けて活動を進めてまいりますので、今後ともご支援のほど何卒宜しくお願いいたします。
7/30(土)の第19回チャリティトーク&コンサート開催まであと少しとなりました。ご連絡事項を下記のとおりお知らせいたします。
・状況により急遽プログラムが変更になる可能性がございます。予めご了承くださいませ。
・後日イベント動画も配信予定です。
・新型コロナウイルス感染症対策の観点から、飲食のご準備はありません。
・例年のような懇親会もございません。
・当日に発熱や体調に不安を感じた方は、ご来場をおひかえください。
皆様ご来場の際はお気をつけてお越しくださいませ。 永山子ども基金
いつも永山子ども基金へのご支援、ご協力を頂きましてありがとうございます。
永山子ども基金は例年、永山則夫元死刑囚の死刑が執行された8月1日前後の土曜日にチャリティトーク&コンサートを開催し、彼の遺言であるペルーの働く子どもたちへの支援を実施するとともに、死刑制度や貧困、児童労働などについて、多くのみなさんとともに考える機会としてきました。
新型コロナウイルスの影響により2020年、2021年はライブ配信の方法を取りましたが、2022年度は会場にお客さまをお呼びして開催することに決定いたしました。
皆さまと再び同じ場を共有できることを、大変うれしく思っております。
本年もコンサート、講演、朗読、映画など充実した内容でご用意しております。永山則夫の死刑執行から25年となった本年、「生命の問題」を考えるきっかけとなりますと幸いです。
末筆になりましたが皆さまのご健康を心よりお祈り申し上げます。
2022 年6月吉日 永山子ども基金
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日時:2022年7月30日(土) 開場12:30 開演13:30 閉演予定16:00
Program:
○コンサート「生命(いのち)の尊厳」 高田 漣
○講演「ひとを死地に追いやる者たち――戦争で、死刑で」 講師:太田 昌国
○朗読 絵本「わがままリンド」 水野慶子
○映画「ペルーの働く子どもたち物語 vol.14」
会場:公益財団法人 早稲田奉仕園 スコットホール
東京都新宿区西早稲田2-3-1
入場料 前売 2,500円
当日 3,000円
中学生~18歳 1,500円
チケット申し込み nagayamacf@gmail.com
※新型コロナウイルス感染症対策の観点から、飲食のご準備はありません。
2021年も永山子ども基金にたくさんのご支援をいただき誠にありがとうございました。
奨学金を受けた現地の子どもや若者たちからの声が届きましたのでご報告いたします。毎年いただいたご寄付をペルーに届けておりますが、コロナ禍での生活や勉強の状況、ご支援への感謝のメッセージが含まれています。
目標や夢も語ってくれており、頑張って勉強を続けている様子が伝わってきます。
日本でも厳しい状況は続いておりますが、皆さまにとって明るい1年となるよう心より願っております。
報告は下記よりご覧いただけます。
いつも永山子ども基金へのご支援とご協力を頂きましてありがとうございます。本年の「永山子ども基金 チャリティトーク&コンサート ツナガル、東京~ペルー~世界」の配信情報についてお知らせいたします。
【配信日時】
2021年12月18日(土) 13:00 〜 2022年1月7日(金) 23:55
上記の配信日時になりましたら、こちらのリンクからご視聴いただけます。
どなたでも視聴可能ですので、多くの方にお楽しみいただけますと幸いです。
ご寄付(視聴チケットや追加応援チケット)はこちらから受け付けております。
https://nagayama2021.peatix.com/
今後とも永山子ども基金を何卒宜しくお願いいたします。
第18回 永山子ども基金 チャリティトーク&コンサートの詳細が決定しましたのでお知らせいたします。
本年もオンライン開催となりますが、ペルーからの報告と映画、講演、朗読、コンサートと盛りだくさんの内容でお送りいたします。12月18日(土)よりYouTubeで公開、オンライン視聴はどなたでも可能です。プログラムや試聴方法などの詳細はチラシをご覧ください。お楽しみいただけますと幸いです。
※先日11/20に開催と予告しましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のために開催を延期いたしました。開催方法は予定どおり動画配信いたします。変更についてお詫び申し上げます。
参加方法はコチラからもご覧いただけます。
https://nagayama2021.peatix.com/
<出演者プロフィール>
木下尊惇さん
82年エルネスト・カブールの招きでボリビアに渡る。カブールのギタリストなどを経て、86年よりボリビアのグループ「ルス・デル・アンデ」のリーダーとなり、明確なコンセプトと独自の音作りで、ボリビア音楽界に多大な刺激を与え続けている。カブールと共に映画「橋のない川」の音楽を制作。NHK「美しき日本~百の風景」「世界の名峰~グレートサミッツ」など映像音楽も手がける。日本では6枚のソロ・アルバムを発表。フォルクローレの視点から、音楽本来の意義を考え、全国各地でさまざまな活動を実践している。
菱本幸二さん
13歳でケーナ、その後シークに出会い独学で習得、大学卒業後本格的に演奏活動開始。1987年、国際交流基金中南米7ヶ国公演に参加。ボリビアに短期滞在。1990年、再度ボリビアへ渡り数多くの実力派グループや一流アーティストと共演、作編曲も手掛ける。1996年帰国。97年より毎年(株)笑う猫企画の日本全国ツアーに参加。現在、様々なアーティストと共演する他、「菱本幸二ユニット」やソロでの演奏活動を行なっている。
森川浩恵さん
3歳より箏を学ぶ。様々な受賞歴を経て16歳でデビュー。その後、本格的に仕事として音楽活動を行う。トロピカルバンド「キウイとパパイヤ、マンゴーズ」では箏とボーカルを担当。映画、舞台、ダンスなど様々な場面で箏の魅力を伝えてきた。現在はワールドミュージックの演奏家として国内外で活動を続けている、夢をおわないタイプの演奏家。
水野 慶子さん
役者。1982 年~ 93 年、テント芝居『風の旅団』に参加。以後、『独火星』などに出演。金時鐘 詩の朗読ライブ『ここより遠く より このここに近く』(2008 年)『四月よ、遠い日よ』(2011年)に朗読で出演。2012年『 第9 回永山子ども基金チャリティトーク&コンサート』より朗読で出演。
いつも永山子ども基金へのご支援、ご協力を頂きましてありがとうございます。 特に昨年は例年の奨学資金だけでなくコロナ禍のペルーの子どもたちへの緊急食糧支援にも多大なご支援を頂きました。改めて御礼申し上げます。
永山子ども基金は例年、永山則夫元死刑囚の死刑が執行された8月1日前後の土曜日にチャリティトーク&コンサートを開催し、彼の遺言であるペルーの働く子どもたちへの支援を実施するとともに、死刑制度や貧困、児童労働などについて、多くのみなさんとともに考える機会としてきまし た。
しかし、昨年は新型コロナウイルスの感染者急増の折、さらなる感染拡大を避けるため、当初予定していた7月末から9月に延期したほか、無観客でのライブ配信という新たな方法での開催となりました。
今年に入っても状況は変わらず感染は拡大を続けており、特に東京は緊急事態宣言発令中ということもあり、昨年同様7月末の開催を延期し、11 月 20 日(土)の開催といたしました。開催方法も念のため無観客とし、録画配信を予定しております。多くの皆さまと同じ場を共有することができないのは残念ですが、コロナ禍の折、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
なお、詳細が決まり次第ホームページその他の方法により皆さまに随時ご案内いたします。
末筆になりましたが皆さまのご健康を心よりお祈り申し上げます。
2021 年7月吉日 永山子ども基金
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